世はアルチュセール・ブームか?

探しても探しても無かった、本が待望の復刊。

資本論を読む〈上〉 (ちくま学芸文庫)

資本論を読む〈上〉 (ちくま学芸文庫)

資本論を読む〈中〉 (ちくま学芸文庫)

資本論を読む〈中〉 (ちくま学芸文庫)

資本論を読む〈下〉 (ちくま学芸文庫)

資本論を読む〈下〉 (ちくま学芸文庫)

勿論、即まとめ買い。




本当は、これを購入したく書店へ。

精神現象学

精神現象学

それにしても、私はヘーゲルマルクス主義者――観念論的マルクス主義者とも言う――なのだろうか?
本来は、ルカーチからフランクフルト学派へ至る西欧マルクス主義に共感を感じるが、アルチュセール派や廣松渉などにも興味がある。
ヘーゲルの影響圏から脱しきれていない「初期マルクス」か、「認識論的切断(アルチュセールの重要概念)」以後の「後期マルクス」か?
何れにしても、マルクスを読まねば!!



だがしかし、アントニオ・ネグリに代表されるポストモダン左翼――ローティ的に言えば「文化左翼」――のマルクス読解は嫌なのよね(笑)
信奉するハーバーマス風に言えば、“未完のプロジェクトとしての近代”に可能性を託したいから、その路線でマルクスを考えていきたい。
ポストモダンマルクス」ではなく「オルターモダンなマルクス」を。