昨日のブログをかなり増補改訂しました。
いやぁー、アルチュセールの本を紹介しているのに観念論的マルクス主義なんて括って、無知をさらけだしてますね。
でも今現在、集中しているのはカント、ヘーゲルマルクスフッサールハイデガーハーバーマスと連面と続くドイツ哲学史に関してなんですよね。
他には、「リベラル/コミュニタリアン論争」や「モダン/ポストモダン論争」、「ハーバーマス/ルーマン論争」なんかにも興味があります。

って、全部ハーバーマスに繋がりますね(笑)
ではここらで、ハーバーマスに没頭していく理由を徒然と綴っていきます。
元々、ハーバーマスに惹かれた原因は二つ程あります。
第一に、宮台真司に嵌まっていて、ニクラス・ルーマンの存在を知ったこと。
第二に、大学ゼミの教授が紛争理論家で「ホモ・ソシオロジクス」の概念を提唱したラルフ・ダーレンドルフの専門家だったこと。
それで、ルーマンやダーレンドルフも良いけどなんだか物足りないなぁ、と思っていたところで両者と関係の深いハーバーマスに辿り着いたという訳でして。
ハーバーマスを勉強しようにも、範囲が広過ぎて困ります。
カントからヘーゲルまでのドイツ観念論マルクス主義フッサールハイデガー現象学マックス・ウェーバーを中心にした社会学、その他にも言語哲学やら政治哲学、法哲学もやらんといけないしね。
論争相手だって、ルーマン、ハンス=ゲオルグ・ガダマー、ジャン=フランソワ・リオタール、ジャック・デリダ、ジョン・ロールズと有名どころだけでもそうそうたる、しかも多岐にわたるメンバーですよ。
ユルゲン・ハーバーマス先生御本人を始め、世のハーバーマス研究者の方々には、頭が下がる思いです。